推しが直木賞候補作家になった日
2020/12/18(金)。
加藤シゲアキの小説『オルタネート』が、直木賞にノミネートされた。
私は、公式発表前の12/17(木)の25時半ごろに、Twitterでそれを知った。
直木賞。
あの直木賞だ。
その時、私はほとんど寝そうになりながら、最近の日課であるpictBLandで小説を読んでいた。(何を読んでいたかはそのサイトの名で察してほしい。)
25時半を過ぎ、翌日も朝から会議だしさすがにそろそろ寝なくてはと思いつつ、とりあえずTwitterを開いた。
そうしたら、その衝撃的な情報が目に飛び込んできた。
思わず、文字通り飛び起きてしまった。
うつ伏せの状態から、ものすごい勢いで背筋を使った気がする。
そこからはもう、意味のない音しか発せなくなってしまった。
その時のTwitterでの呟きがこれだ。
!!!!!!!!!!?????
— まや🍀 (@mayasgkt) 2020年12月17日
え!!!!!!!!!!!
— まや🍀 (@mayasgkt) 2020年12月17日
え、え、え、え、まじで!!!!???????????
— まや🍀 (@mayasgkt) 2020年12月17日
え!!?????
— まや🍀 (@mayasgkt) 2020年12月17日
え、まって、、ま、、、
— まや🍀 (@mayasgkt) 2020年12月17日
いい加減寝なきゃな…とうつらうつらしてたのに飛び起きてしまった、マジで!!!!!!れ!???????ん??る
— まや🍀 (@mayasgkt) 2020年12月17日
だーーーーーーーーーーー😭😭😭😭😭😭😭😭
— まや🍀 (@mayasgkt) 2020年12月17日
う、うぇ、うええ😭😭😭はえええ…😭😭😭😭😭😭世界よ…………
— まや🍀 (@mayasgkt) 2020年12月17日
いやほんと悲願のじゃん…こんな…こんな嬉しいことある!?ってぐらい、今まで加藤さん推してて一番嬉しいかもしれない😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭
— まや🍀 (@mayasgkt) 2020年12月17日
直木賞ノミネートおめでとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
— まや🍀 (@mayasgkt) 2020年12月17日
最初に見たのは、サンスポの画像だった。
どうにか興奮を抑えながら記事を読み、そこでやっと気づく。
え、まって、でも今ちゃんと見て気づいたこれ、コロナ後初顔出し……???や、痩せてる…………
— まや🍀 (@mayasgkt) 2020年12月17日
や、痩せてる😭😭😭😭😭😭😭めちゃくちゃ喜んだ後にちゃんと記事の写真見て心臓ヒュッってなった……………
— まや🍀 (@mayasgkt) 2020年12月17日
痩せてるし、何よりやつれてる…😭😭😭😭😭😭😭😭😭
— まや🍀 (@mayasgkt) 2020年12月17日
感情がジェットコースターである。
加藤さんの言葉…いや、加藤さんが引用したフット後藤氏の言葉を借りると、「高低差ありすぎて耳キーンとした」感覚だ。
そんなわけで、私は夜中に一人(Twitterで)騒ぎまくり、気が付けばもうすぐ26時となっていたのでさすがに寝た。
こんなツイートを最後に寝た。
(その日加藤さん出演のプレバトを観た感がある(?))
加藤シゲアキ 少年ジャンプの主人公 ありがとう
— まや🍀 (@mayasgkt) 2020年12月17日
その日は何度も夜中に目が覚めてしまった。
その度に夢じゃないことを確認して、また眠る。
最高か…!?最高だな!!?最高かよ!!!????
(こんなこと昔手越さんが言ってたなw)
そんなわけで、朝起きてもやっぱり推しは直木賞候補作家だった。
こんなに嬉しいことはない。
『加藤くん 直木賞』でTwitterを検索し、さまざまな好意的な意見にさらに気分が良くなる。
中でも、長い年数をかけてコンスタントに作品を書き続けてきたことが評価されているのが、特に一番嬉しかった。
加藤さんの血の滲むような努力と誠実さが評価されているのだ。
6人のNEWSを守るために書き始めた小説が、いつしかアイドル加藤シゲアキの武器になった。
そして、今では一人の作家としても世に認められるまでになった。
その日私は一日中はしゃいでいた。
加藤さんは1/20の発表まではしゃがず、あまり考えないようにないようにして過ごしたい、と冷静なことを言ってたので、誰も頼んじゃいないがその代わりに私がはしゃぎまくっていた。
だけどそんな中、私には一つだけ、どうしても拭いきれない想いがあった。
こんな時でも、いやこんな時だからこそ、いつも隣で誰よりも作家活動を喜んで応援してくれていた彼のことを思い出してしまうんだよなあ…😭てごにゃん…てごにゃん…きっと今でも誰よりも喜んでくれてるだろうけど、もう、公式発表前に伝える相手ではなくなってしまったことが本当に悲しい………😭
— まや🍀 (@mayasgkt) 2020年12月18日
はい。亡霊の発動です。
この先は手越さんの話もしていこうと思うので、それでも問題ない方だけ読んでいただければと思う。
長文を書くのが億劫で放置してしまっていたけれど、前回のブログからしばらく経ち、私の心にも大きな変化があった。
前回のブログでは、手越さんが夢のために退所することについて、「私はやっぱり耐えてほしかった」と記していた。
だけど、今ではこう思っている。
ここまでNEWSでいてくれてありがとう、と。
私は手越さんが退所した日から今日までで、過去に録っていた4人のNEWSの録画をほとんど見返したと思う。
MVやコンサートの円盤なんかももちろん全て見返した。
録画に関しては、ダビングできるテレビ(?レコーダー?)を持っていないので、NEWSを好きになった2016年からのHDDに残っている分だけだが、特別好きだったNEWSだけを残していたため、それはどれも感慨深く、とても興味深いものだった。
そんなふうに見返していて最も衝撃を受けたのが、2016年11月のザ少年倶楽部プレミアム。太一さんゲスト回だ。
懐かしの映像で過去を振り返った後、手越さんは「一個だけ質問いいですか」と切り出す。
「やりたいことはたくさんあるけど、新しいことがなかなかできないもどかしさに直面している」
手越さんはそう言って、優しく頼りになる国分太一先輩に、未来を明るくするためのアドバイスを求めた。
これが2016年だ。
手越さんは、2016年から……いや、きっともっと前からずっと、一人でそのモヤモヤを抱えながら、それでもNEWSのエースとして先頭をひた走っていた。
それで、2020年に決断したのだ。
太一さんからの回答は、「言い続けていくことが大事」ということだった。
手越さんは、一体何年それを言い続けていたのだろう。
あんなに自由奔放で、ウソが嫌いで、自分のことを一番愛している彼が、ファンやメンバーへの情だけで、何年も、本当に何年もそのもどかしさに耐えていた。
もちろんNEWSに居ることが彼にとっての一つの幸福でもあったのだろうが……。
これ見た時、私は退所後に彼がよく口にしていた「アイドルの一年はとても重い」という趣旨の発言にも納得した。
彼は、何年も自分の夢を叶えられず、それでもメンバーと一緒にその夢を叶えることを夢見てくれていた。
それと、11月に発売したWORLDISTAコンサートの円盤。
これを見れば手越さんがNEWSを、メンバーを心から愛しているのは一目瞭然。
むしろ誰よりも愛が表に出ていて愛しすぎる。
私は特にWORLDISTAの「生きろ」が好きだ。
2番で、手越さんがAメロから増田さん、加藤さん、小山さんに順番にハモっていく。
その時の手越さんの表情が本当に優しくて、メンバーとハモることに幸せを感じているように見えてとても好きだ。
そんなわけで、私はとにかく手越さんが好きなのだ。
彼がいないのは、今でも正直とても寂しい。
できることならずっと4人でTEPPENを目指してほしかった。
だけど、今は手越さんが選んだ道にも納得はしているし、夢もなんとなく理解できたし、応援もしている。
何より、これまでの彼の実績に本当に感謝している。
……といったところで、直木賞候補の話に戻りたい。(まだ続くw)
直木賞にノミネートが発表された朝のWSの中で、ビビットの後番組である『グッとラック』では、直木賞の話題とともにカナリヤのMVを流してくれていた。
今はYouTubeにMVのショートバージョンが上げられている段階だが、私はこのカナリヤのMVが圧倒的に一番好きだった。
理由は簡単。
加藤さんが良いからだ。
加藤さんはMVや実際の歌唱での表現力が本当に高いと思う。
MVの中ではただ一人、明るい光が差し込む部屋であえて静かに、抑えめにカナリヤを歌っている。
その雰囲気が、黒一色の衣装と相まってあまりにもエモい。
それとシンプルに髪型が良い(笑)
そして何より、2番の歌詞だ。
MVで初めて解禁されたカナリヤの2番のAメロ。
あの日君が諦めた道を
僕ら強く抱きしめて生きよう
信じていた夢の日々を
進んで行く さあまずは一歩
他の誰でもなく、加藤さんがこのカナリヤの2番Aメロを歌う意味を、どうしても深読みしてしまう。
なぜなら私は、テゴシゲの亡霊だから。
直木賞候補に選ばれた今、改めてこのAメロが心に沁みた。
手越さんがNEWSで叶えられなかった夢。叶えたかった夢。
当然加藤さんはそれを知っていただろう。
そして、形は変わってしまったけれど、その想いはこれからも受け継がれていく。
分かたれたその道の先で、いつかまた笑って会える日を夢見ながら―――。
なんだか綺麗に締まってしまったが、つまり加藤さんの直木賞ノミネートは、NEWSにとっても大変意義深いことだと感じる。
絶えず地道に努力を続けてきた加藤さん。
直木賞ノミネート、本当におめでとうございます!!!