美しい恋をしているよ

加藤シゲアキ担のNEWSファンによる独り言。

てごにゃん退所にあたり② 〜テゴシゲの話〜

こんにちは。
少し時間が空いちゃいました。
前の記事では事実ベースに手越さんの退所についてを書きました。
今回は、シゲ担でありテゴシゲ担であった私のテゴシゲに対する気持ちを中心に書いていきたいと思います。

※てごにゃんが暴露本を出す前に書いてた内容なので、図らずも近い内容がいくつかありますが、暴露本の話には触れていません。
※本当にテゴシゲ上げしかしてないので小山さんファン、増田さんファンは気分を害する可能性があります。ご注意ください。下げてはないつもりです。




まず、私はテゴシゲが好きだ。
たぶん、誰よりも好きだ。
もちろんそんなことはないだろうが、そう思い込めるほどには私はこのコンビのことが好きだった。

テゴシゲの好きなところ。
それは圧倒的に、対等なところ。
それから、圧倒的に平和なところ。
それとビジュアル(笑)

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この2人は、QUARTETTOあたりから急激に仲良くなったなあという印象がある。
わかんないけど。
私がリアルタイムでちゃんと追ってたのは2016年からだから、実際のところはわかんないけど、そんな気がしていた。
若い頃にも一緒にスノボー?に行ってたり、シゲ宅で2人でハタチを祝ったり、コヤシゲテゴでハワイ旅行に行ったり、それこそ髪をセットしてあげてたりと、それなりに近い存在ではあったのだろうが、やはり仕事上での心の距離がグッと近づいたのはQUARTETTOあたりからだと思う。
手越さんがシゲちゃんと呼び始めたのもこの頃だっただろうか。
これがきっかけだろうなあって思ってたことがあったのだけど、もう忘れてしまった…ぴえん😢

StrawberryコンサートでのShareで、加藤さんの「隣にいてくれてありがとう」をニヤニヤ見ていて自分のパートに入りそびれるてごにゃんが、私はめちゃくちゃ好きだった。
NEVERLANDかな?QUARTETTOかな?忘れたけど、手越さんが「俺たちで頑張ってNEWSを引っ張って行こう」というようなことを加藤さんにメールしたら、加藤さんから「俺も同じこと思ってた」って返事がきて嬉しかった、と話していたのが、私はなんだか意外だった。
増田さんは衣装や演出などの裏方作業で忙しく、小山くんはキャスターの仕事で忙しい。
コンサートのパフォーマンス面は、テゴシゲが引っ張っていくしかない。
そういうことだったんだろうと思う。
実際にコンサートを見ていても、その意識は強く感じる。
上手い下手は別として、この2人は歌やダンスで一切手を抜かないし、何より"熱量"が同じなのだ。

手越さんはずっと、1人で先頭に立っているのかなと思っていた。
でも、いつからかそこに加藤さんが追いついてきてくれるようになった。
手越さんが嬉しかったのは、きっとそこなんだろう。
1人じゃなくて2人で頑張った方が、相乗効果でより頑張れる。
加藤さんは、手越さんがずっと1人でそこに立って道を示してくれたからそこにたどり着けたし、手越さんは加藤さんがいたからさらに上を目指せたんじゃないかな。
どんなに孤独が平気な人間だって、同じような熱い気持ちを持った仲間が近くにいれば嬉しいのは当然だ。
テゴシゲは、せっかちだったり一人っ子だったりで、生活のペースも合うという。
そういう部分も含めて、"意識"という面でとにかく分かり合えている2人だったと思う。


歌でいえば、シリウスの最初のテゴシゲ…好きだったなあ。
トップガンの落ちサビを初めて聴いたときは、勝った………!!!!と思った。
これだよ、これこれ!!!と。
手越→加藤からのラスサビ。
または加藤→手越からのラスサビが、私はずっと好きだった。
はっきりとそれを自覚したのは、NEVERLANDのミステリアだったと思う。
テゴシゲは間奏で全力で踊った後でもしっかり声を張って歌えるのが素晴らしい。
EPCOTIAでもUFOがそれだったし、STORYではトップガン。(トップガン はWORLDISTAコンでも披露。)
ちゃんと恒例化されてる、しめしめ、と思っていた。
歌声のバランス的に、2人ずつ歌わせる場合はコヤテゴ、シゲマスになるのが基本だった。
それに対しては何の不満もないし、むしろそうあるべきだと思っていたが、テゴシゲ2人を並べるとこんなに強いんやで???ともずっと思っていた。
WORLDISTAコンでのWonderのBメロ?で、てごにゃんが加藤さんの肩に手を置いて2人で歩いてくる構図が最高すぎて、ピギャーーーーー!!!!!と騒いでいた。
実はそこがWORLDISTAで一番興奮したところだった。
テゴシゲ推しの女としては、とにかくテゴシゲが2人でセンターで踊っているのが一番好きだったのだ。
ビジュアルのバランスもとても良い。

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※これがWORLDISTAの素晴らしきテゴシゲです。


テゴシゲというコンビは「太陽と月」であると、本人たちもよく口にしていた。
私もそう思う。
まさに太陽と月。
一緒にあってこそ輝ける。
私は正直、手越さんあっての加藤さんだと思っていた。
逆はわからないけど、シゲ担としてはずっとそう思っていた。
加藤さんの歌なんかも、さりげなくいつも手越さんがテンポを戻したり音程を安定させたりしてくれていた。
それがあったから、加藤さんは全力で思うままに歌うことができていた。
手越がフェイクにいくなら、俺がその分主メロを頑張る!という加藤さんの心意気も良かった。
そして、そうやって全力で歌う加藤さんのことを手越さんもちゃんと認めてくれていた。
こんな尊い関係があるだろうか?(いや、ない。)

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シゲ担だけど、コンサートでは"今日のテゴシゲ"を最も楽しみにしていた。
パフォーマンスもだけど、MCやメンタル的な部分でも。
私は加藤さんが何か喋った時、大抵手越さんを見ていたと思う。
手越さんがどんな反応をするのかが気になるからだ。
NEWSをそういう目で見ているつもりはないが、これは、もしかしたら隠しきれない腐女子のサガなのかもしれない。(笑うところ)
本当に私はいつもテゴシゲを見ていたのだ。

テゴシゲはよく正反対だと言われるが、まったくの正反対ではない。
確かにSTORYのソロ曲なんかは正反対すぎて最高だったが…。
複雑と単純。
曲線と直線。
(ああ、STORYのコンサートでシゲソロからの手越ソロが見たかったなあ……。)
テゴマスは本当に正反対だと思う。
手越さんが動なら、増田さんは静。
手越さんが言う美学なら、増田さんは言わない美学。
加藤さんは、そのどちらの要素も持っている人。
何度も挫けて、立ち止まりそうになりながらも、藻掻いて、足掻いて、決して前に進むことをやめなかった。
今もまた、こんなつらいことになってしまっても、加藤さんは一人で荒野を歩き続けようとしている。
手越さんもきっとそうなのだろう。
コヤマスもそうなのかもしれないが、そういうのがハッキリと表立って見えるのがこの2人だった。
テゴシゲは一見違っているようで、似ている部分も一番多いコンビだったと思う。

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※こちらはかわいい双子ちゃんなテゴシゲです。


知らんけど、私は加藤さんが一番、心に来ているのではないかと思う。知らんけど。
コンサート前にいつも2人で自主練をしていたこと。
コンサート中に、楽屋の同じテーブルを2人で散らかしていたこと。
コンサート後に、2人ですぐにシャワーを浴びて、ご飯に行って語り合っていたこと。
加藤さんの些細な愚痴を、手越さんが笑い飛ばしてくれたこと。
手越さんのために加藤さんが梅干しを漬けて、コンサートに持っていっていたこと。

どこか自己肯定感の低い加藤さんにとって、手越さんはどれほど大きな存在だったのだろう。
2人は絶対に人のことを否定しないし、人を下に見ない。
だけど加藤さんは、人に馬鹿にされるとめちゃくちゃ傷ついてしまう。
だからきっと処世術の一つとして、自分を卑下することもある。
本当にたくさんの刃を、血塗れになりながらも抱きしめてきたのだろう。
でも、手越さんは、手越さんだけは、人のできないこと、苦手なこと、その人が抱えているコンプレックスを絶対に馬鹿にしなかった。
裏側は知らないが、少なくとも私が知ってる限りでは一切それがなかった。
これが、加藤さんが「手越が一番優しい」と言っている所以だと思っている。
シゲ担の私も、そんな手越さんにずっと救われていた。
逆に加藤さんも、世間から良く思われないこともある手越さんを人一倍理解して、手越は優しいと言い続けていた。(手越担もそれに感謝してくれていたらしい。)
そういうところから、私は"テゴシゲは平和"だとずっと言っていた。

具体的なエピソードを挙げると、加藤さんがヒカリノシズク(恋しらだったかも)をNEWSに持ってきた時。
テゴマスのらじおで、この曲はシゲをメインに作っている、というような話をしていた。
増田さんは加藤さんの声をよく弄っているが、この時も、シゲの歌い方真似して歌ってみて、と、明らかな悪意を持って手越さんにそれを振った。
私は怖かった。
歌の上手いテゴマスが、加藤さんをそうやって貶めて笑い者にしてしまうのかと。
だけど、普段どんな無茶振りにも100%で応える手越さんは、その悪意を拾わなかった。
少し歌って、わかんねーよ、とただ困ったように笑っていた。
かなり前のことなので、記憶が違う部分があるかもしれない。
だけど、私はあの時の泣けるほどの安堵感を忘れたことはない。
とにかく、手越さんはそういう人なのだ。
テゴシゲ以外でも、あ、これなんかちょっと嫌な流れだなって時に、発言力のある手越さんがいつもその流れをうまく断ち切ってくれていた。

そしてすごいのは、否定しないことだけじゃない。
誰よりも頑張っている手越さんが、同じく誰よりも頑張っている加藤さんを認め、鼓舞してくれたから、今の加藤さんがあると私は思う。
初めて本を出した時に喜んでくれたこと。
ピンクとグレーの映画化が決まった時も、一番喜んでくれたこと。
傘蟻の実写化が決まり、その主題歌がヒカリノシズクになった時、加藤さんを一番尊重してくれたこと。
いつも嘘偽りのない真っ直ぐな言葉で加藤さんを褒めてくれてありがとう。
加藤さんにたくさんの刺激をありがとう。
手越さんもきっと、加藤さんの努力が少しずつ報われていくのは嬉しかったんじゃないかな。
オプレ配信で、「生きろ」をNEWSに持ってきたりするのを見て、やべぇな加藤シゲアキ!と思ってた、というようなことを言っていた。
もしかしたら喜びの一方で、どこか焦りもあったのかもしれない。
対等な戦友で、だけどなかなか日の目を見られなかった努力家がひとつひとつ夢を叶えていくのを、手越さんは一体どんな気持ちで見ていたのだろう。

"男手越祐也32歳"は、まだ自分の夢を叶えられていなかった。
手越さんは会見でたびたび夢の話をしていた。
いろんなものの積み重ねではあるだろう。
もっと耐えてほしかったなんて、どう考えたってファンのエゴだ。
でも、私はやっぱり耐えてほしかった。
増田さんも、最近はかなり仕事が増えて波に乗っている。
加藤さんや増田さんは、とにかく耐えて、耐えて、耐えて、少しずつ世間に認められて前進してきた人たちだと思う。
一つの仕事が、次の仕事につながっている。
4人ともそうだけど、特にシゲマスにはそれを強く感じていた。

一方で手越さんには、リスクがあった。
手越さんのバラエティ力は高い。
歌も抜群に上手いし、人間力、愛され力なんかも非常に高い。
だけど、ジャニーズ事務所にいながらも破天荒に生きる手越さんはちょくちょくスキャンダルを起こしており、明らかにリスクが高いタレントだった。
だから、レギュラー番組やCMには使いづらかったのだろうと思う。
そういう積み重ねもあり、手越さんは自分が思うような次の仕事、新しい仕事に繋がらないことが多々あったのではないかと思う。

少しテゴシゲから話が逸れた。
これは完全に私見だが、加藤さんはきっと、自分が彼の代わりになるしかないと思っていると、思う。
これまでも十分頑張ってきたのに、もっと頑張らなきゃ、俺が手越の穴を埋めなきゃと、思っているような気がする。
だって、ずっと隣で同じペースで走ってきたのだから…。
加藤さんは手越さんにはなかなか追いつけない、追い越せないと思っていたかもしれない。
でも、追いつく努力をやめたことはなかったから。
加藤さんには手越さんの気持ちもわかるし、だけど、だからこそ、許せない部分もあるだろう。
最近では2人でNEWSを引っ張っているという意識があった。
だから、かつて4人になった頃に手越さんがやっていたように、今度は加藤さんが1人で先頭に立ってNEWSを引っ張って行かなきゃいけないと思ってるんじゃないかな。


MステのWAになって踊ろう企画でも、NEWS STORY SHOWでも、加藤さんはNEWSが今大変な状況になっているという事実を無理に口にして、自傷している。
なんて不器用な人なんだろう。
それでも加藤さんはずっとそれを抱えて生きていくのだろう。
6→4の時とは全く別物として。
あの頃よりもずっと成長して自信をつけたはずなのに、また一番大切なものを失ってしまった。
手から滑り落ちたとかもでもなく、気が付いたら、なくなっていた。
今回の件は、まったくもって誰のせいでもないと思う。
いや、手越さんのせいではあるんだけど…。
話し合いもできなくて、気づいたらまた失くなっていたなんて、それはどれほどつらいことだろう。
手越さんだって、まだ自分が脱退したという現実に追いつけていない様子だ。
だから今でも"俺らNEWS"なんて言ってしまう。
(そこに上手いことつけ込まれて、暴露本まで出してしまった。)
私もこの現実をまだ完全には受け入れられてはいないが、加藤さんがこれによってどう変わっていくのかは、シゲ担として純粋に興味がある。
でも、無理はしすぎないでほしい。
時にはファンにも甘えてね。
時にはメンバーにも甘えてね。
それでも無理をする人だから、好きなのだけど…。

また、小山さんと増田さんは、加藤さんのことを"可愛い"と思っているのがわかる。
明らかに、年下の、不器用な可愛い男の子という感じの扱いをしている。
そういう意味では、手越さんだけが本当に加藤さんと対等だった。
手越さんが加藤さんをぞんざいに扱うところも好きだし、それにオイ!!と遠慮なくキレる加藤さんも好き。
でも、この2人ならではのかわいい戯れ合いも、もう更新されることはないのだ。
それが、私は、とても悲しい。
きっと私は永遠にテゴシゲの亡霊で、永遠に少プレのテゴシゲぶどう狩り回を見続けるのだろう。
……なんて、永遠なんてものはないことは痛いほど知っているけれど。
だからこそ、やっぱりこれを書き記して記録を残すことに意味があると思う。

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私のこの感覚は、誰に理解されなくてもいいと思っている。
絶対的な正解は加藤さんと手越さんの中にしかないのだから。
それでも私は、今までも、これからも、ずっとこう思っている。
テゴシゲは対等で、平和で、最高だと。


※6月末から書き始めていたが、投稿する気力がなくて放置していたら、手越さんのフォトエッセイという名の暴露本双葉社許すまじ)が出てしまった。
その中でいくつか答え合わせができたが、私がまず思ったのは「解釈通り」だ。
いや、思っていた以上に手越さんが3人を愛していて、その点では嬉しかった気持ちの方が大きい。
もちろん色々思うところもあるが、私が見てきたテゴシゲにはほぼ解釈違いがなかったので、良かったです。以上。

手越さん、たくさんのトキメキときらめきをありがとう。
悪い大人に利用されないようちゃんと見張れる仲間を早く近くに置いてね……。